今日、この部屋に1匹の小さなクモがいる。
私のマウスを握る小指の上を這って振り落とされたクモがいる。

先週、この部屋に1匹のまあまあの大きさの<ハエ>がいた。
私のマウスを握る小指の上で手を洗っていたところを振り落とされたハエがいた。

先月だったか、この部屋にトンボサイズの赤トンボがいた。
止まらさねーよ!と静かに外へ出した。
ずーっと、窓の際にへばりついて飛ぼうとしない。
終いには、ピンク色の排泄物を落としていった。

顔に蝶が張り付いたこともあった。
仮面舞踏会さながら。

ねえ?どうして?
私、呼吸もしてるよ。
私、動いてもいるよ。
ねえ?生きてるよね?私?
私、人間だよね?
なぜ、人体に止まる?
なぜ集まる?

そうなのだ。
なぜか、集まるらしい。
これを認めてしまうことは本当はしたくなかった。
認めたら奴らはまるで許しを得たように遠慮なく集まってきそうだからだ。
許してはいない。決して近づくことを許してはいないのだ。
これだけは、強く言っておく!

でも、認めざるを得ない。
それは、他者まで「この人には虫が集まる」ことを認識し始めるという
そんな事件が起きたからだ。

先日、青空ヨガで気持ちよく体を伸ばしていた。
青空ヨガなので当然、野外。
自前のヨガマットの上に裸足で乗った瞬間から戦いは始まった。
なんだかよくわからない虫たちが、薄いピンク色のヨガマットの上に
ヨガマットと私の足がまるで陸続きだとでもいうように
登りはじめたのだ。言いたかないけどまあまあ大量に。
ぎゃーっ!

私は、それを振り払うことに心を費やし
リフレッシュ感一切なしでヨガの時間は終わった。

隣で見ていた友人は
「ずーっっっと、必死で振り払ってる姿が、おかしーてしゃーなかったわ。
なんで、アンタのとこにだけ集まるんやろなー」

えええーーーーーーっ!!!!!
みんな、戦ってたんじゃないの?
わたしだけだったの?
周りは、あの人何してはんねやろ?って思ってたってこと?
えええーーーーーーっ!!!!!


三姉妹の末っ子
まさに、悪い虫がつかないようにと育てられたからなのか
本物の虫がついてくるように育ってしまった。
悪い虫の方がよかったわ。

注意:タイトルの特にワイシャツは関係ありません。
せめてもの爽やか感をだしたかっただけです。