大阪ビジネス街にある地下鉄堺筋本町駅は
とてもややこしい。

中央線と堺筋線が乗り入れているのだが
目指す出口へ向かうのに
階段を上ったり下りたりしてホームを
渡らないといけない。

その割にはエレベータもエスカレータの数も少ない。

わたしくらいの年齢だと
息をきらしつつも「えー運動になる!」と階段利用するのだが
やはりもう少し高齢になると
そうもいかないようで
よく「エレベータどこですか?」や「向こうのホームへ渡りたいんですけど」
と駅員でもないけれど聞かれる。

今朝も大屋政子風(我ながら凄いとこ出てきた)の
出で立ちの迷子のおばあさまがひとり。
暗闇だったらちょっと怖いかも、な白塗り。
派手な衣装はいろんな意味で目をひくタイプ。

その白塗り仮面、いやおばあさま
ホームで「エレベータどこですかー」と絶叫。
誰か個人に問いかけるわけでもなく
「ホームにいる人みんな聞いて~」とばかりに。

幸か不幸か、一番近くにいるの私やん。
まわりも「アンタが答えるよね?、ね?」とばかりに
期待の視線が集まる。
「えっ、わたし?わたしなん?」
でもって、たまたまエレベータの前だったから
「ここですよ」と指差し通り過ぎた。

「おねーちゃん、ありがとなー。」と
通りすぎた私の背中に向かって声がかかる。

「でたな!必要以上に大きな声の感謝コール!」そう思いながら
足早に通り過ぎるわたしの後ろで

「待って待って(エレベータの扉)閉めんといて~」
という叫び声。

たぶんエレベータの中で
誰に話かけるわけでもなく彼女の話は続いていることは
推測できた。

たぶん、あなたならまだまだ階段駆け上がれるとおもうよ。

元気な高齢者が増えることはええことだ!

あっ、まとめちゃった。